レーザー脂肪吸引って?
レーザーの力で脂肪がなくなるといった触れこみで人気が急上昇しているレーザー脂肪吸引。しかし、厳密にはレーザー脂肪吸引は“レーザーを当てるだけ”という術式ではありません。レーザースタイリングであっても、一般的な脂肪吸引と同様、外科手術としての側面が存在します。こちらでは、そんなレーザー脂肪吸引の真実を徹底公開!
レーザー脂肪吸引の徹底解説!方法・特徴は?
レーザー脂肪吸引では、まず普通の脂肪吸引と同じくカニューレ(管)を挿入。脂肪内に入った管からレーザー照射を行い、脂肪を直接叩くのです。レーザー照射を受けた部位の脂肪は徐々に老廃物と一緒に排出されていき、部分痩せとなります。皮下脂肪はもちろん、脂肪が老廃物とくっついて固くなったセルライトにも一定の効果をもたらすのが特徴。セルライトに悩んでいる方はレーザー脂肪吸引を検討するのも良いかもしれません。
ただ、効果重視の場合、この方法は考え物。というのも、除去できる脂肪は最大でも250cc程度と少なく、二の腕などの狭い部位でないと充分な効果を期待できないからです。背中やウエストといった広い部位には残念ながら向きません。
また、レーザーによる脂肪吸引は機械任せの部分が多く、1cc単位で除去する分量を調整したりするのは不可能です。細かいボディデザインにまでこだわるのであれば、手動式の施術のほうが優秀といえます。
- 二の腕など、狭い部位のサイズダウンに適している!
- セルライトの除去に効果的な施術です!
レーザー脂肪吸引の流れ
それでは、レーザー脂肪吸引の施術内容を具体的に確認していきましょう!もし、施術を決めた場合、どのような流れで施術が行われるのかを知っていないと、他の施術と比較検討するのも難しいはずです。美容外科の施術を検討する際、まずは各施術の方法を具体的に知ることが第一歩といえるでしょう。
レーザー脂肪吸引のメリット&デメリット
メリット
- 手術後のダウンタイムが短い!
- 局所麻酔なので、脂肪吸引としては手軽!
- 二の腕など狭い部位には有効!
- セルライトの除去にも効果を発揮!
脂肪が固まってしまったセルライトの除去に効果を発揮する点は非常に大きなメリットといえます。やや効果は穏やかですが、二の腕をはじめ、特定部位のサイズダウンであれば、充分な効果を発揮してくれることでしょう。また、術後の痛みが少ないのもメリットの1つ。
デメリット
- ひとまわりのサイズダウンが限界
- ウエストなど広い部位への効果は薄い
- 細かなボディデザインは不得手
- 一般的に費用がやや高め
1度に除去できる脂肪は250ccが限界とされており、広い部位のサイズダウンには向かないとされています。また、手動で脂肪吸引をする方式と異なり、吸引する脂肪の分量を細かく調整するのは困難。あくまでも、一部をサイズダウンするための限定的な方法と捉えるのが正解です。
レーザー脂肪吸引はこんな人にオススメ!
- セルライトが気になっている!
- 二の腕をサイズダウンしたい!
- ふくらはぎをサイズダウンしたい!
- ワンサイズのダウンで充分!
- ダウンタイムはあまり取れない!
- 細かいボディデザインは考えていない!
手術時間 | 約30分 |
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術後気をつけること | 手術から3日ほどは要固定。その間は入浴できません。 |
ダウンタイム | 約2〜3日 |
アフターケア | 処方された鎮痛剤を服用。可能な限り安静に。 |
※クリニックにより異なります。 |