皮下組織削除法イメージ

皮下組織削除法って?

別名シェービング法としても知られる皮下組織削除法。日本医師会からも高く評価された「イナバ式皮下組織削除法」は有名です。この施術法は、切開した脇下に器具を挿入し、内側から「そげ落とす」ようにして汗腺を除去するわきが治療法です。

方法・特徴は?

皮下組織削除法イメージ

「エクリン腺」から分泌される汗が無臭なのに対して「アポクリン腺」の汗臭は、いわゆる「フェロモン臭」です。そうした匂いが許容されている国・文化もありますが、日本ではやはり嫌がられる傾向にあるでしょう。特に「食の欧米化」に伴って、日本人の中にも体臭の強い方が増加している、という指摘もあるようです。
さて、皮下組織削除法では、特殊な器具を切開した脇下から挿入。皮下組織を内側から1ミリ前後削り取ります。この時、皮下組織に含まれるアポクリン腺などの「汗腺」ほか、「皮脂腺」「毛根」なども削り取られるのです。臭いに対する効果は半永久的ですが、信頼に値する経験豊富な医師でなければ、リスクも高い施術と言えるでしょう。

  • 汗腺を内側から削り取る施術
  • 効果は半永久的
  • 医師の力量が問われる

皮下組織削除法の流れ

皮下組織削除法の特徴をご覧頂きました。ここからは、具体的な施術の流れを確認して行きます。特に入院の有無についてはよくご確認下さい。

カウンセリング
まずはカウンセリングを通じて、わきがの程度を確認していきます。次に施術の提案がなされますが、医師によっては必ずしも「皮下組織削除法」を薦めるとは限りません。「皮下組織削除法」が良いと提案された場合には、この施術のメリット・デメリットなど、疑問点を医師にきちんと聞いておきましょう。

アロー

麻酔
痛みを和らげるために局所麻酔をしていきます。あるいは、麻酔時の痛みを軽減するために、あらかじめ笑気ガスなどを使用するケースもあります。

アロー

手術
脇の下を1センチ程度切開。「切開法」では5センチ程度も切開することを考えれば、傷跡は残りにくいと言えます。その後、カミソリ用の刃がセットされた器具を切開部から挿入。これを前後に動かし、皮下組織(アポクリン腺など)を削除していくのです。

アロー

手術終了
数針程度縫って手術終了です。以前は術後に入院が必要でしたが、今は各クリニックによって方針が異なるようです。入院の有無については、事前に医師へ確認しておきましょう。

アロー

アフターケア
抜糸は経過確認も兼ねていますので、約束した日時にきちんと病院へ行きましょう。なお術後から抜糸までの期間中に何か異常を感じたら、早めに病院へ連絡しましょう。

アロー

皮下組織削除法のメリット&デメリット

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メリット

  • 確実性の高いわきが治療
  • 永久脱毛可能

汗腺を皮下組織ごと削り落とすため、わきが症状の再発は極めて低いと言えるでしょう。また、皮下組織を削り落とすと言うことは、毛根なども削り落とすことになるため、以後、脇毛は生えてきません。永久脱毛も同時に希望している方には、大きなメリットと言えるでしょう。

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デメリット

  • 傷跡が大きく見える・黒ずむ
  • 痛み・生活制限がある

施術後、皮膚は大変薄くなります。ある程度の内出血は覚悟する必要があり、その間は傷跡が黒ずんだり、大きく見えるでしょう。また、術後は動いてはならないということはありませんが「安静」が推奨されています。運動は避けましょう。シャワーは可能ですが、患部は濡らさないようにして下さい。

皮下組織削除法はこんな人におすすめ!

わきがに対するイメージ画像

  • きつい「わきが」である
  • 術後は再発を避けたい
  • 確実な効果を望む
  • 脇毛が減少、あるいは無くなってもかまわない
  • 場合によっては数日の入院もかまわない
皮下組織削除法の基本情報まとめ
手術時間 2時間前後
術後気をつけること 入浴は1週間後(抜糸後)
患部は3日前後圧迫
ダウンタイム 抜糸は1週間〜10日後
アフターケア 痛みや異常、内出血がひどいなどの場合は、早めに施術を受けた病院へご相談下さい。
※クリニックにより異なります。