吸引法イメージ

吸引法って?

吸引法は「脂肪吸引」などが有名ですが、わきが治療にも用いられます。つまり、わきがの原因となる「アポクリン腺」等を、組織ごと吸い出してしまうのです。傷跡が残りにくい反面、重度のわきがの方では必ずしも適した施術とは言えないかも知れません。

方法・特徴は?

吸引法イメージ

人体には「エクリン腺」「アポクリン腺」と2つの汗腺が存在します。汗腺は脇の下の他、身体の各部に点在。特に「アポクリン腺」の分泌液(汗)は、脂肪やアンモニアなど多様な成分から成り立ち、強い原因を発生させる基になります。(匂いは、分泌液を細菌が分解する過程で発生します)
吸引法ではまず、脇の下に小さな穴(1センチ前後)を開けるところからスタートします。それからカニューレ(細い管)を挿入したのち、汗腺を吸い出します。大きく切らないため、「剪除術」「皮下組織削除法」等に比べて、身体への負担やトラブルも多少軽減されていると言えるでしょう。しかし改善率は完全とはいえません。その効果には様々な見解がありますが、およそ50%前後とも言われています。このように、効果は剪除法等よりも高くはありませんが「軽〜中度のわきがであれば吸引法で充分」と言うケースも。また、中程度のわきがの方には、吸引法と剪除法を組みあせた治療法が採用されることもあるようです。なお、汗腺を破壊しながら吸引する際、超音波を使用する場合には「超音波法」とも呼ばれます。

  • 汗腺を吸い出すわきが治療
  • 効果は「大きく切る施術」よりは高くないとも
  • 吸引の際、超音波を用いる「超音波法」という吸引法もある

吸引法の流れ

ここでは「吸引法」施術の具体的な流れを見て行きます。カウンセリングから、抜糸に至るまで何回の通院が必要か、など施術時間はどのくらいか、などの疑問を解消して参りましょう。

カウンセリング
医師と対面でカウンセリングを行います。現在のわきがの状態を医師が把握した上で「吸引法」が最も適切な施術かどうかを、患者さんの希望も加味して判断していきます。

アロー

麻酔
痛みを軽減するため局所麻酔をしていきます。麻酔効果が施術箇所に行き渡ったら施術開始です。

アロー

手術
脇の下を1センチ前後切開した後、汗腺を吸い出していきます。どの程度の効果が出るかについては、医師の経験やセンスにも左右されやすいと言えるでしょう。手術時間は長くても1時間程度です。

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手術後
傷口が小さいため包帯は必要ありませんが、数日間の圧迫固定が必要です。手術後はすぐに帰宅することができます。

アロー

アフターケア
1週間程度で抜糸可能です。お医者さんと相談の上、来院日を決め抜糸してもらいましょう。それまでは当然、患部に不要なダメージを与えない方が賢明です。

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吸引法のメリット&デメリット

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メリット

  • 大きく切らないで済む
  • 全国で採用されるわきが施術

例えば「剪除法」では脇下を5センチ前後切開するのに対して「吸引法」では1センチ前後の切開で済みます。傷跡が目立ちにくく、治りやすいと言えるでしょう。「吸引法」は全国ほとんどの美容外科医院で採用されるわきが治療です。治療実績の多い施術は、それだけ安全性や効果が高いと考えられます。

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デメリット

  • 全ての匂いが消えるわけでは無い。
  • 保険適用外

「吸引法」では汗腺の全てを摘出できるわけではないため、全てのワキ臭が消えるわけではありません。おおよそ匂いが7割程度にまで抑えられると考えて下さい。
また「吸引法」は保険適用外の施術です。保険適用可能なわきが治療よりは割高になることも1つのデメリットと言えるでしょう。

吸引法はこんな人におすすめ!

わきがに対するイメージ画像

  • 中程度までのわきがの方
  • 多汗症に悩んでいる方(多少は軽減します)
  • 傷跡を残したくない方
  • 「大きく切る施術」を避けたい方
  • 手術にあまり時間をかけたくない方
吸引法の基本情報まとめ
手術時間 30分〜1時間程度
術後気をつけること 皮膚がきちんとくっつくように、抜糸までは患部をきちんと圧迫しましょう。
ダウンタイム 2日程度
アフターケア 7日後抜糸
※クリニックにより異なります。

わきが治療〜吸引法の特徴と効果